病院嫌いの毒親・病気のまま子を閉じ込める

毒父は病院嫌い

父の世代だとそういう人は多いのかもしれないけど

私が症状を訴えると病院に連れて行くのをよく渋って市販薬を渡すだけだったり、「我慢できないほど痛くないならいいでしょ！」とキレたり

アトピーや虫歯、インフルや風邪の時は連れていかれたけど

顎関節症の疑い、鬱、生理が２か月来ない＆重くなった＆下腹部の痛み、３，４か月も続く下痢、ものもらいや２，３か月も続く目の痛みを訴えたときは渋られ、ヒスられた

特に鬱と顎関節症についてはもう凄いほどヒステリーを起こした

当時某医学番組を見ていて顎関節症のことをやっていた

症状が一致していて「放っておくと大変なことになりますよ～？」と言われてすごく怖くなった

当時はひどくてマックのハンバーガーすら食べるのが辛いほど口が開かなかった

指が縦に二本入るか入らないかくらいしか開かなくて、ふとした時にガクンっと顎が外れるような感覚があった

ぽきぽき音が鳴ったりしてとても怖い思いをして、私はある日勇気を振り絞って父に症状を訴え、病院に行きたいと相談した

それなのに父は

「忙しいのに病院なんか行けるか！！！」

 

「大したことないだろ！！！」

 

「捏造だ！嘘だ！なんでそうやって俺をいじめるんだ！！！」

 

「俺が可哀想だと思わないのか！！！」

と小学生の私に怒鳴った

そして私は泣いた

泣く私をさらに父は怒鳴った

結局泣き寝入りした私

忙しいとしても保険証を私に渡すことや、誰かに依頼して連れていくこともできたはず

なのになんで

また理不尽に怒鳴られるかもと勇気を出して相談した私を怒鳴った？

そして私が小６になり

度重なる夫婦喧嘩や八つ当たり、一時別居したせいで転校した先でいじめられ、精神的に辛かった

最初に母に、「死にたい」と相談した

そのあと母と一緒に父に相談したが

「あのね…死にたい人はスーパーに買い物なんか行かないから…」

（この相談をする直前、母とスーパーに買い物に行っていた）

さらに父はこうも言った

「そういう病院行くと就職に響くから、どこも取ってくれないから」

その数年後、高校生の時、懇談で担任に鬱の相談をしたとき、担任は病院に行くことを勧めてくれた

しかし父は

「そういうところに掛かると就職できなくなりますから！会社はそんな人間とってくれませんから！通院してるのバレたらクビにされますから！」

とキッパリ

娘のためなんです～と娘を想う父を演じる父に担任はちょっと引いてるようだった

就職就職というけど

現在私は高校卒業して無職

なんでかって？

父は懇談の時、担任にこう言った、二人きりのときにもこう言った

「遠くに行ってほしくないんですよ」

「就職してアンタが遠くに行くのが嫌。この県から出ることを許さない」

これを聞いた時ゾっとした

ちょっと前に娘を何年も監禁して殺しちゃった親いたよね

私はあそこまでじゃないけどほぼ軟禁状態

私の外出の予定は勝手に父が決めるし、外出するなら何時から何時まで・どこで・誰と・何しに行くか申告しなきゃいけないし、父が送迎を希望し、断るとヒス、そして出かけてる途中に電話を掛けてくる、もしくは外出についてくる、途中から乱入する

私がバイトを始めたときも、断ったのに送迎を希望し、ここで断らなければ絶対後から「あの時送ってやってたのに！！！」「忙しい！！！お前のせいで！！！」とヒスられるとわかっていたのですっごく嫌がったら案の定ヒスった

そして親に合わせてシフトを決めるので好きに働けない

仕事は楽しかったのに親が邪魔すぎて続かなかった

当然だけどいい歳して「親が～親が～」と会社側の希望のシフトに出れない言い訳をする私はだんだん職場で疎まれていった

監視・管理型の毒親

私はほぼ家の中にいて、家のすぐ外すらあまり知らない、どこに何のお店があるかわからない、中高も送迎だったので学校周辺の事も知らなかった

私が高校卒業したら就職して一人暮らししたいと言った時も凄くヒスった

「アンタに一人暮らしは無理！！！」

これは毒親あるあるね…

毒親育ちの人は絶対言われたことあると思う…

いやいや、全然できますから。むしろ一人暮らしの方が天国だよ。断言できる

結局心療内科を受診させない理由として「就職」をだしただけで、毒親は私を病気のまま閉じ込めておきたいみたい

私は父と母が一時別居するまでは明るい子だった

でも夫婦喧嘩や父の顔色を窺う毎日でどんどん暗くなっていた

家の中では存在を消すようにしないと父に理不尽に怒鳴られたりするので静かにしていた

すると学校でもそうなった

暗いやつはいじめられるから案の定いじめられた

明るく振舞う元気は全くなかった

父は薬で元の元気な私に戻るのが嫌だと言っていた

暗くて父の顔色を窺っている私を気に入っているのだと…

そういえば物件見学を終えた彼が上手くいけば３月の下旬に入居できるかも、と教えてくれた

中の写真も見せてくれた

凄くいい物件で、二人して「いいところだね～、ゆっくりできそうだね～」と盛り上がった

彼にはほんとに感謝しかできない

いつも親の愚痴を聞いてくれて、私が親のせいでパニックを起こしても宥めてくれて、絶縁も就職も応援する支えると言ってくれている

早く毒親を忘れて、皆みたいに普通に働いて、普通にショッピングして、普通に病院行って、普通に近所を散策して、普通に寝たい…