ナタデココ嫌い

毒親からの逃亡日記。

毒親と隣人の戦い

 

ある日空き部屋だった隣の号室に隣人が引っ越してきた

 

隣人はもともと一階にある事務所を借りていたけど大家に言われてほぼ強制的にそっちに移動になったみたいだった

 

不満だったのか隣人のわざとらしい足音や力任せに思いっきりベランダの窓を何度も閉める音、思いっきり重たい玄関の扉を閉める音が聞こえた

 

すると父はすぐに反撃を始めた

 

父も家でドスドスと思いっきり足音を鳴らし、玄関の扉も「バァン!」っと音が鳴るほど思いっきり閉めるようになった

 

わざとらしく炊飯器を床に落として大きい音を立てたり、風呂に入ってるときでさえ洗面器を投げて音を立てたりしていた

 

ダイエットと称して夜に運動しドスドスと床を鳴らした

 

 

だが隣人は夜には部屋にいなかった

 

隣人は事務所として部屋を使っていたので夕方には帰ってしまう

 

だから反撃というよりただの父のストレス解消行動に過ぎない

 

その犠牲になるのが私

 

幼い頃から父は機嫌が悪いと大きく足音を鳴らしていたし、物に八つ当たりして大きな音を立てることが多かった

 

だから私はそうやって父が騒音を出すことにすごく怯えていた

 

大きい音や大きな足音が鳴ると動機が激しくなる

 

ひどいと過呼吸になりだんだん死にたくなる

 

玄関の扉を思いっきり閉めると心臓が飛び出るほどびっくりして「殺される」とさえ思った

 

この怒りの矛先がいつ自分に向くんだろうとビクビクして生活する

 

父の機嫌が悪かったり、夫婦喧嘩しているときは私の存在が知られないように物音を建てないように過ごす

 

精神的にすごく窮屈だった