ナタデココ嫌い

毒親からの逃亡日記。

【成功】実家から逃げ出し毒親へ住民票の閲覧制限【レポート】

 

私の場合

 

なんの手続きもできないまま荷物をまとめて家を出る(この時置き手紙を置いていった)

引越し先(彼の家)で転出届の手続きを郵送で行う

転出証明書が届き、警察へ(支援措置申出書をもらう)

転入届と閲覧制限の手続き

 

だった

 

 

実家で転出届や閲覧制限の手続きができたらもっとスムーズだった…らしい(警察の方曰く)

 

が、毒親に監視されていたので長時間の外出は絶対無理だった(実際警察での相談は4,5時間ほどかかった)

 

それに実家は田舎すぎてこの問題を理解してもらえるか不安だったし、何度か警察と話して「はいはい、家族喧嘩ね~夫婦喧嘩ね~」とめんどくさそうな対応をされたので良い印象がなかった

 

だからわりと都会の方だとうまく行くかも・・・?

 

 

【引越し先管轄の警察での相談】

これが一番嫌だったけど・・・行ってみたら思ってたより親切でびっくりした。

でも私の場合虐待やDVの証拠を持っていなかったのですごく疑われた。唯一毒親が地元の警察にお世話になったことがあったので田舎の警察署へ問い合わせてもらって確認が取れてやっと認められた。

(虐待のことは深くは聞かれなかった。時期頻度を聞かれたくらいで何をされたかは聞かれなかったのは意外だった)

毒親が警察のお世話になったり、DVや虐待でどこかに駆け込んだ時、どこかに相談に行った時、ちゃんと記録を残してもらってどこの警察に行ったか、どこの施設に行ったか、時期はいつか、覚えておいたほうがいいかも。

結局そういう証拠や記録があるかどうかで決まるみたい・・・。だからまだ家を出れない人はどこかに電話や直接会って相談をして記録を残してもらうといいかも。

 

【役所】

近所の出張所ではなく大きい役所へ向かった。(今後住民票の写しもここでしか渡せないと言われた)

窓口へ行ったらベテランっぽい女性が対応してくれた。とても丁寧で優しかった。

ここでは多分1時間も掛からないくらいで終わったと思う。

警察でもらった支援措置申出書のおかげですんなり通った。

閲覧制限がかかるとこんなことができなくなるよーとかその他諸々の説明をされるだけだった。

 

 

 【余談】

私は実家で軟禁状態でした。毒親のドライバーとして自宅で待機させられ、働かせてもらえませんでした。できるなら実家を出る前に転出や住民票の閲覧制限の手続きをしたほうが良いです。

私のやり方でもできますが、時間がかかりました。(1ヶ月ほど)

追跡されてしまうので親名義で契約した携帯電話は使わないでください。私は彼の名義でスマホを契約してもらいました。

家を出る際は置き手紙を置いて行ってください。自殺の意思はないことと事件性がないことと自分の意思で家を出ることと探してほしくないことと日付と名前を書いてください。これで毒親が警察に相談しても捜索されないはずです。

 

新生活を始めるため私が行った主な行動は

押入れや見られないところにいつでも持ち出せるように2,3日分の服や大事なものを詰めたバッグを隠す→タイミングを見て置き手紙して家を出る→彼の家につく→転出届を郵送で行う→(彼名義でスマホを契約してもらう)→転出証明書が届く→警察に相談→役所へ(転入、閲覧制限、マイナンバー、保険の手続きする)→もう一度警察へ(免許証の住所書き換え)→もう一度役所へ行って身分証明書のコピーをやり直してもらう(免許証で行ったので)→銀行で新しい口座をつくる→仕事探す

こんな感じでした。

一例に過ぎないのでもっと効率的に動きたい人はこれを参考に考えてみてください。(私はこれで1ヶ月くらい費やしました)

私は彼の家に逃げ込めましたが、お金がなくて逃げる場所もない人は遠方の住み込みで即働ける場所を探してネットなどで評判を確認してみてください。家具家電付きで即働ける場所は結構あると思います。相談センターなどに電話してみて自立まで支援してくれるシェルターなどに案内してもらうのもいいと思います。

 

 

【おまけ】

住民票の閲覧制限のことはネットでもいろいろ書いてありますけど地域によって違うこともあるので一応引越し先のところに電話したんだけど・・・役所の人・・・すごく冷たかった。

「ここに住む予定だろうがあなたの住民票はここじゃないのでこちらでは何もできません相談も対応できません」と突っぱねられた。聞き取りにくいと「ハァ!?」と言って聞き返して来てくるので怖かった。電話している間なんだかずっと怒ってるみたいだった。

でも警察の方は転入届も出していない私にすごく優しかった・・・この違いは一体。